「そろそろ一緒に住んでみようか?」
付き合って2年が経った頃、そんな話が自然と出てくるようになりました。お互いの生活リズムや価値観をもっと知るために、まずは“お試し同棲”をしてみようということに。
住み慣れたエリアを離れるのは少し不安もありましたが、アクセスが良くて都心への通勤も便利な【志木・朝霞エリア】を候補に、物件探しをスタート!初めての“ふたりでの内見”は、想像以上にワクワクと発見の連続でした。
「写真で見るのと全然違う!」が第一印象
物件探しの最初のステップは、もちろんネット検索。駅近、家賃8万円前後、1LDK、バストイレ別…そんな条件を入力しながら、写真だけで「あ、ここ良さそう!」とテンションが上がる私たち。
でも、内見当日。最初に訪れた物件に入った瞬間、感じたのは「…あれ、ちょっと違うかも?」という違和感。
写真では明るく見えたリビングが実際は意外と暗く、思ったより狭い。天井も低くて圧迫感がありました。さらに、窓を開けてみると、目の前がコインパーキング。人通りが多くてちょっと気になってしまいました。
「写真マジックってあるんだね…」と苦笑いしながら、リアルな内見の大切さを痛感。
内見で“生活”をイメージすることの大切さ
2件目の内見では、チェックする目線が一気に変わりました。
・キッチンで2人並んで料理できそう?
・洗濯機の置き場って、ちゃんと防水パンある?
・お風呂の換気は窓?それとも換気扇だけ?
・スマホの電波は?在宅勤務できそう?
最初は気づかなかったポイントも、「ここに暮らすなら…」という視点で見ていくと、どんどん気になることが出てきました。間取り図だけじゃ分からない“生活動線”や“音の反響”、近隣の雰囲気も、その場でしか分からないからこそ大事。
物件の玄関前で、周辺の音を耳をすませてチェックしたり、共用部の掲示板を見てゴミ出しルールを確認したり。ちょっとした探偵気分です(笑)。
失敗しかけたポイント|収納とコンセントの罠
一目惚れした3件目の物件。内装もキレイで駅から徒歩6分、角部屋で風通しも◎。「ここにしよう!」と気持ちが高ぶったのですが…
収納が“意外と少ない”。
クローゼットが1つあるだけで、2人分の服や季節用品、家電をしまうスペースはなさそう。さらに、寝室候補の洋室にはコンセントが1ヶ所しかなく、「スマホと加湿器同時に使えないね…」と冷静になる瞬間も。
「内装に惹かれすぎると、生活の現実が見えなくなる」
これは今回の内見で得た最大の学びです。
周辺環境は“ちょっと歩いて”チェックが正解!
私たちが志木・朝霞エリアに惹かれた理由は、「ほどよい都会感と落ち着きのある街並み」。でも、地図やストリートビューだけでは分からないこともたくさんありました。
内見ついでに周辺を散策してみると、
・夜まで営業しているスーパーが徒歩5分圏内に
・おしゃれなカフェが休日の散歩コースにちょうどいい距離に
・公園が近くて静かで空気もよく、気分転換に最適
など、想像以上に暮らしやすそうな発見がたくさん。
「この街での暮らし、なんだか楽しみになってきたね」
そんな会話が自然に生まれたのも、内見という“体験”があったからこそ。
最終的に選んだのは…
悩んだ末に選んだのは、駅から徒歩10分の静かな住宅街にある1LDKのアパート。日当たりが良くてリビングが広く、収納もそこそこ。家賃は少し予算オーバーでしたが、「2人で心地よく暮らせること」を優先しました。
契約前には、以下の点も不動産会社さんにしっかり確認:
・初期費用に含まれる内容(鍵交換・火災保険など)
・退去時のクリーニング費用の有無
・近隣住民の年齢層や騒音トラブル履歴
何も知らないまま決めるのではなく、「分からないことは聞く」。これは、初めての内見で勇気を出して学んだことの一つです。
まとめ|初めてのふたり暮らしは“内見から始まっている”
「ここに2人で暮らすとしたら…」
そんな視点で内見をするだけで、見えてくる世界が大きく変わります。
・写真に惑わされず、現地で空気感を確かめること
・収納・音・日当たり・コンセントの位置など、“暮らしのリアル”に目を向けること
・周辺環境を五感で感じること

どれも、初めての2人暮らしにとってとても大切なステップでした。
志木・朝霞エリアは、都心へのアクセスもよく、ほどよく自然もあって暮らしやすさを感じられる場所。ここから始まる“ふたりの新生活”、ちょっとずつ丁寧に重ねていきたいと思います。
